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肢体不自由教育 No.240
自立活動の指導の充実
本特集号は「自立活動の指導の充実」というテーマのもと、平成29年に告示された特別支援学校の新しい学習指導要領を踏まえ、自立活動の指導を今後どう充実させていくべきかを考える機会としたく設定しました。 巻頭言では、肢体不自由教育のこれまでの歩みと近い将来について、キャリア教育等視点から諏訪肇先生に述べていただきました。論説では、自立活動の課題や今後の方向性、方策について、安藤隆男先生と吉川知夫先生に論じていただきました。実践報告は、各校の特色ある取組としての指導実践を報告していただきました。 本特集号が、「自立活動」という創造的な教育実践に役立つことを願っております。 (渡邉 文俊) |
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- ・巻頭言
- 自立活動の指導への期待
- 諏訪 肇
東京都都立志村学園総括校長
- ・論説
- 自立活動の指導の新たな展開に向けての課題
- 安藤 隆男
筑波大学人間系教授
- 自立活動の指導における改善、発展のための方策
- 吉川 知夫
国立特別支援教育総合研究所総括研究員
- ・実践報告
- 自立活動の指導の充実に向けた授業改善の推進
- 西谷 愛子
広島県立福山特別支援学校教諭
- 外部専門家を活用した自立活動の専門性向上に向けた取組
- 佐仲 健吾
長崎県立諫早特別支援学校教諭
- 授業に生きる「個別の指導計画」
―個別の指導計画に基づく自立活動の授業づくり―
- 杉林 寛仁
筑波大学附属桐が丘特別支援学校教諭
- なかまと共に自分づくりをめざす子どもを育てるために
- 中村 恵子
高松市立花園小学校教諭
・連載講座
- 重症心身障害のある子どもの学習評価(1)
Sスケールの課題と覚醒の段階
- 徳永 豊
福岡大学人文学部教授
- ・講座Q&A
- 「知的障害者を教育する特別支援学校の各教科」
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・障害者福祉の基礎知識
障害者総合支援法と児童福祉法
―近年の改正から―
朝日 雅也
埼玉県立大学保健医療福祉学部教授
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- ・ちょっといい話 私の工夫
- 児童の自発的な動きを引き出す工夫
―動物を題材とした教材や活動を通して―
- 伏見 佑太
茨城県立つくば特別支援学校教諭
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- ・取組紹介
- 実践と研究をつなぐ
―「つくば自立活動研究会」の取組―
- 渡辺 政治
つくば自立活動研究会代表
さいたま市立さくら草特別支援学校教諭
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- ・各地の特別支援教育
- 大阪府の支援教育
―支援学校教員の視点から―
- 中島 康明
大阪人間科学大学人間科学部特任教授
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・図書紹介
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- ・トピックス
- 2019年度特別支援教育関係研究会の予定
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■次号予告
■編集後記
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