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肢体不自由教育 No.243
摂食指導の進め方
校内で摂食指導の研修会をもつにあたって留意点は何か、栄養士や外部専門家など他の職種との連携は何がポイントになるのだろうか、そのようなことをまとめて、「摂食指導の進め方」という特集としました。 小林先生の実践報告は、研修会を主催する側からの報告です。研修会の参加者としても、「今日の研修会の重点は、こういうことだろうか」など、講師の意図を考えながら研修会を受けることで、得るものは大きくなると思います。 どの先生も、「摂食指導の目標は、単に機能の向上だけではなく、楽しくおいしく食べて、その子の生活の質の向上を目指すこと」と明言されています。口唇介助などの直接訓練だけが摂食指導ではありません。何を大切に摂食指導を進めればよいのか、摂食指導を行っているチームの方たちと、今一度確認していただければと思います。 (武井 純子) |
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- ・写真
- TOKYO GLOBAL GATEWAYでリアルな体験を通して英語の学習に取り組みました
- ・巻頭言
- 子ども自ら「食べる機能」を育む原動力とは
- 芳賀 定
芳賀デンタルクリニック湘南院長
- ・論説
- 学校における摂食指導のあり方と課題
- 阿部 晴美
NPO法人地域ケアさぽーと研究所外部支援員
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
- 栄養士の視点から考える学校給食と摂食指導
- 渡會 勲
東京都立志村学園栄養士
- ・解説
- 摂食指導こんなときどうする
- 編集委員会
- ・実践報告
- 摂食指導研修会を計画・実施するにあたって
- 小林真一郎
東京都立多摩桜の丘学園主任教諭
- 知的障害を伴う児童生徒の摂食指導の実践
- 鹿角 昌希
北海道網走養護学校教諭
- 栄養教諭と教職員の連携
─おいしく、楽しく、安全な学校給食を目指して─
- 立花 恭子
北九州市立小倉総合特別支援学校栄養教諭
- ・連載講座
- 教材・教具の活用(1)
10秒VOCAを使ってコミュニケーションをしよう(校内編)
- 杉浦 徹
国立特別支援教育総合研究所総括研究員
- ・講座Q&A
- 自立活動と理学療法
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・障害者福祉の基礎知識4
障害児・者福祉は今
朝日 雅也
埼玉県立大学保健医療福祉学部教授
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・ちょっといい話 私の工夫
充実させたい! 肢体不自由児の美術
池 信志
高知県立高知若草特別支援学校教諭
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・特別支援教育の動向
第62回全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会総会およびPTA・校長会合同研究大会 (奈良大会)報告
澤村 愛
全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会会長
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・各地の特別支援教育
〈山梨県〉
山梨県の現状と展望
佐田 弘和
山梨県立あけぼの支援学校校長
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・図書紹介
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■次号予告
■編集後記
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