肢体不自由教育 No.248
交流及び共同学習の展開
本号では「交流及び共同学習の展開」を特集のテーマとしました。
交流及び共同学習は、現在ほとんどの学校で何かしらの取組がなされていることと思います。私自身の反省ではありますが、交流及び共同学習を例年取り組んでいる行事の一つとしてとらえるだけで、その意義について、これまであまり考えることはありませんでした。
そこで本号の論説では、交流及び共同学習の意義や目的、その背景等について、あらためて解説していただきました。実践報告では各学校のそれぞれの環境の中で、交流及び共同学習の取組を充実させようと、先生方が工夫をされている取組を紹介することができました。
特集の趣旨にもありますが、インクルーシブ教育システムの充実にあたって、交流及び共同学習はますます重要性が高くなるものと考えています。本特集を参考にしていただき、交流及び共同学習のより充実した取組につなげていただければ幸いです。
(熊井戸 佳之)
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