肢体不自由教育 No.269
安全で効果的な校外行事
学校生活の思い出はなんですか、と聞かれたら、校外学習を挙げる人はたくさんいることでしょう。
今回のテーマで、現在自立生活のためのセンター代表の秋元氏に、学生時代の経験をもとに、当事者の立場から巻頭言をいただきました。
また、論説では、長く肢体不自由教育に携わられたご経験のある島添氏、立花氏にご執筆いただきました。校外学習はコロナ禍で一度制限され、加えて、働き方改革、教員の世代交代なども重なり、培われてきた専門性が継承されにくくなっています。改めて、大事な点をご提示いただきました。
3校の実践報告では、各校の様々な配慮や工夫を伺いました。
最後に、肢体不自由のある子供たちを校外学習に引率する時に欠かせない「再調理」について、阿部氏の長い現場経験から、貴重なノウハウをご紹介いただきました。
子供の成長につながる校外学習は、安全に行われることが必須ということを改めて肝に銘じた次第です。
(尾ア美恵子) |